わたしの器 火土水窯(ひとみ)

わたしの器 火土水窯

tel0235-23-1933
営業時間/9:00~17:00

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素焼きは800℃に変えた

器作りのプロセスの中で、素焼きは重要であると考えています。粘土から焼き物へと変化します、素焼き後はもう粘土には戻せなくなります。

素焼の温度を450℃、650℃、800℃とテストして、450℃では粘土内のガスが抜けきっていないので本焼きすると、表面にブクと言ってガスが抜け出たアワの跡が出ます。但し釉薬の溶け具合はしっとりとしてテカらず、一番きれいに思います。これで釉薬の中に浸すと割れてしまうことが多くなります、マグカップでは取っ手の粘土の重さに引っ張られて真円が歪んでしまいます。

650℃ですが、これはいいかもと思いましたが、釉薬の溶け具合も良かったたのですが、何故か鉢とか皿の口縁から高台にむかってキレ、ヒビが多く出来ます、粘土の厚み不足かなとも思いましたがそれよりも厚みのあるものでも起きました、使用している粘土のせいもあるかもしれませんが、少しでもひび割れが起きれば商品ではなくなります。

800℃に戻したらそれらのトラブルが消えました。800℃は学校で教えてもらった温度です。

 

 

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