素焼きの時に、間に、素焼き粉を入れます、

 

素焼きは強度と給水性を持たせる事が目的です。粘土粒子を結び付けている結晶水を熱で蒸発させるということです、６００℃くらいで抜け出ます、素焼きではまだ釉薬を掛けていないので3,4個重ねて焼きます、接している高台とかの底の部分に水分が抜けきらずにガス化して、中途半端に水分が残り黒くなって残ってしまいます、本焼きすれば消えてしまうのですが、水分が残っているので釉薬の吸収が弱くなり、釉薬の掛ムラが起きること解消させます。素焼き粉は失敗した素焼きのものを細かく砕きレンガの上ですり潰したものです。又素焼き前には安全に確実に遂行する為に、あぶりを行います。１５０～２００℃までで窯の中のものを暖めて置く感じです、熱が逃げないようにすべての空気穴を閉じて、一晩置き翌日にそのまま素焼きを開始します。