化粧掛け
私の仕事の出来はこの化粧掛けがすべてである。化粧泥の濃度と化粧を掛けるものの 、乾燥具合これで決まる、乾いて無ければ下地となる粘土の色が透けてしまうし、乾き過ぎれば、ヒビができて崩れてしまう。夏と冬、晴れと雨、日ごとに化粧の水分が飛んで濃度が濃くなるしっかりと、指で持てない、とか色々あるが、割れずに化粧が掛かればいいのだが、そうは上手くいかない、そこにオリジナルの工夫が必要なのだと思う。私の粉引には、指跡が付いていない、これが私の工夫ではないかと思う。
わたしの器 火土水窯(ひとみ)
0235-23-1933
営業時間/9:00~17:00