羽黒山からの使いのハグロトンボ?
●ハグロトンボという名前です、トンボの原初型?と言われています、
トンボには珍しく羽を蝶のように閉じて止まります。身体の細さには、不釣り合いな、大きく重そうな真黒な羽根をつけています、近ずくと直ぐに隣に飛び、離れます、しかし捕まえるのは簡単です。
しっぽの方から羽根を攫めばいいのです、羽根を閉じているか至極簡単に捕まえられます。
子どもの頃近所のじいさんが酒臭い息を吐きながら、羽黒山から来たトンボだからねと言われました。
出羽三山と呼ばれている信仰の山の一つの羽黒山からの使いのトンボだよと意味だと思っていましたが
全国にいるみたいです。絶滅寸前の様子だったのですが、東京生活から戻って来た時に、昔の姿のまま迎えてくれました、今ではかなり見かけるようになりました。
ハタハタ、ヨロヨロ、と飛び長距離飛行は無理ではないかと思います、か細いトンボですが、風が吹くと黒い羽根が紫、金緑、のような光をキラキラと反射します。