白々しい人道主義やありきたりの援助物資よりも、今この国には水が必要であると、30年掛けて山を作り谷を作り、草木を作り、人を作り、水を作った人である。人に誠実、自然に誠実、せっかく作った用水路を大洪水で流されても。　天、一切を流すとして、あまりにも強固な用水路を作ったから、天が起こったのだとしている。
　　終章の日本の人々へは、一言一言が心に入り、残る、すごい人だ、しかし、彼らに銃殺されてしまった、最初は間違って撃たれたのだろうと思ったが、とどめの2発目で、亡くなられたそうである。人間は何とおろかなのだろう、国とか信仰とかの利害、利欲が絡んでくると複雑になるのだろう。

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