これは何焼きですか⁇
これは何焼きですか?とよく尋ねられます、これが結構困ってしまいます。
粉引焼きというのがないので、粉引の成り立ちから話さなければならので、
長くなります、面倒なのです。
そもそも○○焼きというのは、物流が今のように発達してないころに、粘土の産出する所に
焼き物を作る窯がたくさん出来、窯の元締めを窯元と呼び、○○焼きとして販売されました。
これが産地からつくられた焼き物で、信楽焼、有田焼、益子焼とかが有り。
もうひとつは織部焼、志野焼、などの様式や技法的なものから付けられた場合があります、
ということは、私が取り組んでいる粉引は様式や技法的なものに入るのかもしれない。