素焼きの窯詰めはスカスカ
本焼きは大体は重ねては焼きませんが、素焼きは釉薬を掛けていないので、重ねて焼くことがほとんどです。 皿などは4~5枚重ねて焼くことも出来ます。 私は化粧を掛けたものがほとんどなので2~3枚を限度としています、そのせいか素焼きを1回で終わらせるようにすると、無理して重ねて2回目は数が少なくなって残ってしまいます。 その為、私の素焼きは1回目も2回目も余裕があるスカスカの窯詰めにしています。 そして12時間くらいかけてゆっくりゆっくりと800℃まで上げてゆきます。更に前日に200℃まで失火すれすれのガス圧でこれもじっくりとあぶりをやっております。これも全ては窯の中の器ためです。