スープカップは魔法のカップ
そのスープは止まっている時間と流れている時間を一つにしたような、瞬く間に飲み干し、あとはミドリ色の煙が立ち上っていた。
土物の魅力タップリ、スープもタップリ入り言うことなしのスープカップ。
白い粉引の地に黒いしのぎのライン、それを受ける黄味の高台、取手には釉薬はなく、手にすると
土の記憶がよみがえるようなゾクゾク感があり、ワクワクとカップを口まで持っ行ける。
ボディの土と高台の土と取手の土は違うものです。三種類の土を使っています.
だからミドリ色の煙がたつのかも?