粉引は白い焼き締めである。
粉引は白い焼き締めである、これは学校で教えてもらった事ですが、この教えは、今もまだ私に生きております、改めて先生に感謝致します。
焼き締めは、土そのものを高温で焼くと面白いよと教えてくれるのです、粘土という素材の面白さです
その面白い素材の粘土に磁器質の化粧泥を、表面だけ覆い、茶色の土を白くし、しかも表面だけであるが磁器質にかえるのである、変えた事で更に柔らかい感じになり、清潔感も増し、絵も描けるし、釉薬ではなくその手前の段階で、素材を変えてしまう、ここが私が惹かれている部分なのかもしれない。
しかし粉引だけでは生活できないよとも言われた、今思うにそれは基本の中の基本の必修事項だからかなと今になって分かって来ました。始めたころは志野と発泡スチロールの器を混ぜたようなとかわけのわからないのをイメージして作っていましたが、それはとんでもなく不可能なことだとわかりました
粘土10㎏の菊練りが簡単できたのに今は半分になってしまったし、ネットにショップを開いたし、もう退路もなし、インスタに趣味で陶芸やってますという方、がたくさんらっしゃいますが、大変羨やましく。思います。
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